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ブランタと姉貴の思惑とは


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投稿者: 近鉄ファン 投稿日: 7月 23日, 2003 at 00:29:46:

リプライ元: Re: プランシー放置と娘の無関心 投稿者: 阪神ファン 投稿日: 7月 19日, 2003 at 20:35:19:

 ブランタが情にほだされて実弟プランシーを逃がした…それもありえない話ではありません。ただ、以後ブランタがロスローリアンに文句を言った形跡がありません。(「王女を奪った」と言うだけで「弟も奪った」とは言っていない)。

 もしブランタの助けがあったとすれば、死に際のプランシーがデニムにそれらしい話をしたでしょう(プランシーの性格上「あんな奴だが、やはりあいつは私の兄だった」くらいは言いそうですし)。

 そういった点から、ブランタの関与は低いと思われます。ロスローリアンが秘密裏に行い、後に知ったブランタも「ああそうか」くらいだったのではないでしょうか(プランシー死去は知っていたようですし、デニムの前で悪びれる様子も無かったので)。


 オリビア(フィラーハ教団)とブランタの関係も無さそうです。第一にオリビア率いる教団は、政敵モルーバに忠誠を誓う対立勢力であり(オリビアは政敵の四女にして幹部)、それに情報を流せば敵利行為になります。たとえブランタがプランシー廃人化に関与せずとも「ブランタは実弟が廃人になるのを見過ごした非人道者である」といったプロパガンダを許しかねません。

 第二に、同時期にプランシー拉致を命じるなど、ブランタは教団との対立を明確にしています。今更プランシーの情報を流したとて修復できる関係にありません。政権維持に固執するブランタにとって、教団との交渉は百害あって一利無しです。唯一有り得るとすれば、「政権崩壊後の保身のために事前に情報を売っておく」くらいでしょうか。それでも、最高権力の座から降りる事を拒否していた点から考えると可能性は低いですが(降伏して今の地位に留任出来ると考える方がおかしい)。


 次にカチュアの心理状況ですが、恐らくロスローリアンにいた頃のカチュアは自己暗示に掛かっていたのでしょう。聖騎士ランスロットや養父の変わり果てた姿を見、それから逃避するあまり傲慢で自己中心的な態度の仮面を被っていたとか(現実逃避によくあるケースです)。デニムに諭されてからのカチュアは、父への後悔の念を感じたり、ランスロットを見て取り乱したりするなど明らかに人格が変わっており、それ以外では明確な説明がつきません。


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